【チアリングとリーダーシップと私】なぜ日本ではリーダーシップ教育を幼少期から行わないのか -Cheering & Leadership-

はじめまして!
元米国NFLチアリーダー
株式会社チアリングインターナショナル 代表の中山麻紀子です。

私は2002年から2004までNFLワシントンレッドスキンズ(現ワシントン・コマンダーズ)で、チアリーダーを務めていました。

このチームで日本人がチアリーダーとして採用されたのは私が初めてです。

帰国してからは、プロ野球やプロバスケットボールなどのチアリーダーチーム・ダンスチームをプロデュースするエンターテインメントディレクターを務めました。

日本に帰ってきて、私には圧倒的な違和感がありました。

「なぜ日本ではリーダーシップ教育を幼少期から行わないのか」ということです。

最近でこそ、ウーマノミクスや女性のエンパワメント、多様性という考え方が日本でも多く聞かれる時代になりました。
しかし、まだまだ日本の子どもたち、なかでも特に女性は自らが主張し、リーダーシップをとっていくための教育も環境も理解も不足しているように感じます。

日本人は答えが決まっている問題を解くことは得意でも、答えがない問題についてクリティカルシンキングと発想力を使ってアイデアを生み出していくことに慣れていません。

またそれ以前の問題として、自ら主張し表現することの重要さを学んでいないように感じます。
一方米国では、主張しない人間は「バリューがない人」として扱われます。

これから日本の子どもたちがグローバルに活躍していくために自分にできることはないか・・・。

そう考えた私が一念発起して2006年に立ち上げたのが、英語を使ってチアリングとリーダーシップを教えるチアリングスクールです。

チアリングスクールでは、脳・こころ・カラダをバランスよく健康に、応援する気持ちからソーシャルスキル、コミュニケーションスキル、leadershipをチアやダンスを通して身につけます。

2017年にはポップリングイングリッシュという英会話教室を立ち上げました。

ポップリングイングリッシュのレッスンは、すべてネイティブの先生による英語です。身体を動かしながら楽しく英会話を学び、レッスンを通して、仲間との協力、表現する自信を身につけます。

またエグゼクティブ向けのビジネスマン研修の講師なども行っています。

今は起業家としてビジネスを手掛ける私も、26歳で単身米国に渡りレッドスキンズのオーディションを受けるまでは、海外経験の交換留学を除けばありませんでした。それどころか、幼少期は引っ込み思案の性格でした。

そんな私が、どうやってチアリーダーとなり、起業家となったのかー。

ここでは、私の起業家としての理念や、グローバル人材教育やリーダーシップ、そして多様性などのテーマについて書いていこうと思っています。